怪物とぼく後書き(2019年8月3日分再掲)
わーー! 4月から打ってたグロ小説がやっと…やっと終わりましたーー! すっごく嬉しいからこっちに日記書いちゃおう~♪ twitterを今年の2019年の4月から始めて早4か月。私はtwitterを始めるまでpixivでも人と交流したことは殆どなく、一人でずっと自分のトラレイ小説を打っておりました。
そんな中、可愛いレイスくんのアイコンと熱いレイス君語りに誘われてフォローさせて頂いたのがいらかさんでした。いらかさんとお話して、いらかさんの創作していたレイスとフィリップという絡みにすっかり惹かれてしまい、おこがましくも私もそれで作品が作りたくなってしまい出来たのが「怪物とぼく」です。今回の小説のように、人の考えたものに惹かれ、自分もそのジャンルを打ってみるというのは初めての試みでした。
いらかさんは私が創作するのを快く許してくださるばかりか、自分もそれを読みたいとまでおっしゃってくださいました。
最初はいらかさんの世界観そのままのレイフィルを打って同じ解釈であることがわかる作品にしようかと思ったのですが、次第に私自身も私のレイフィルが打ちたくなり、もしいらかさんのレイフィルも知っている方ならお分かりかと思いますが、私の作ったレイフィルはいらかさんのものとは全然別なものへと仕上がってしまいました。書くからには魅せたいと一丁前な事を思い、そのために必要なことを組み込んでいったら全然別なものへ…といった感じです。
私は小説を打つ際に(自分用には打っているつもりですが)、なるべく読んでいる方の負担が少なく楽しんでもらえたらを第一に考えています。小説は娯楽の一つであり、勉強のように強要されるものでもなければ、読んで頂ける方に研究室の資料のように有益な情報を与えるものでもないと考えているからです。(有益な情報を与えてくださる小説はまた別で)
「読んでて楽しい」「気分転換が出来た」そう思っていただければ万々歳なのです。読んでいる人に「私がいかにすごい物書きだろう!?」とは思わせたくないし、そういった気持ちは滲ませたくありません。 「負担は少なく」 そう考えている私でしたが、この作品はそう言った意味でも異質です。なぜなら、読んでいてとても体が疲れるお話だからです。
物語はフィリップ主体で進んでいき、彼は短い間に期待して、裏切られて、疑って、疑ったことを後悔して…といった具合に、感情がひどく揺さぶられます。ここまで一作品で激情に呑まれたお話も書いたことがありませんでした。 読んでいてとても疲れます。疲れるのですが、私は個人的には良い疲れ方のできる小説だと思っています。 癒しを求めて読まれる方には不向きですが、何か嫌なことがあって発散できない状態の人や、グロが好きな人には好きになってもらえるかなーと期待してしまっています。
そもそも、14万字の時点でpixivに投稿する文章量ではないですし、他の作品と違ってエロエロでもないしグロもずっとグログロー! って訳でもないので、本当に読んでくださる方がいるのかどうか…と思うところはありますが…。
それでも、私は好きなお話が打てて、発案者様に完成品をお見せすることが出来て大変満足しております。
この小説は、「BLじゃない」という観点からも初の試みでした。
また、今まで書きたくても書けなかったグロを思いっきり書いたという点でも異質な作品になったと思います。言うほどグロくはなりませんでしたが、それでも読んだ時のゾクゾクが自分の中で好みだったので個人的には満足です!
自分がしたことのない事をしたり、考えたことのなかった組み合わせを考えたり。ドキドキするし、相手様が目の前にいらっしゃるわけですから「気に入ってもらえなかったらどうしよう」とは思うのですが、私自身にはとてもいい刺激になってます! twitterも怖い場所だと思っていましたが、幸い周りに恵まれたおかげで、のんびりと作品を作りながら、萌えを頂きながら過ごすことが出来ています。ありがたい限りです。 これから、最低でもあと3つはリクの小説を打ちます。トラドクとレイジェイと、私のとこの二人ではないトラレイですね。なかなかにごちゃごちゃしてしまっていますが、行きづらい際にはぜひ私のpixivのプロフに貼ってあるリンク集を活用していただければと思います。
これからも雑多なものを打ちますし、地雷持ちさんにストレスを感じてもらいたくないので、また何かいい方法がありましたら気軽に教えて頂けると助かります! 感想も大変励みになっております…! ありがたいです。 頂いた感想はノートに書き写して、へこんだ時にいつも読み返させて頂いております。
私自身、色々な組み合わせや雰囲気のものを打っていて何が得意なのかもわかっていない節がありますので、こんなお話が好きだとか、これの続きがもっと読みたい等あればぜひ教えて頂きたいです。 あははー物書き気取りだー(*´ω`*)← リクエストものろま更新でよければ受け付けておりますので、よろしければ教えてください。
本日も長々と899にお付き合い頂きありがとうございました! 今、10月20日の大阪のアンリミ4で出す同人誌を漫画で描いているため(絵のクオリティは期待しないでください)そんなことも雑談していきますね。 (この同人誌のお話、レイスとトラッパーが好きな人に刺さるように描いているのでBoothでも販売する予定ですが、その人たちにいつか届いたらいいなあ)
#小説後書き#DbD#二次創作#レイス#フィリップ#レイフィル
小説を読み返してみて(2019年4月22日分再掲)
ある機会から、レイスくんが銀髪・褐色の肌の可能性が高いと知り(初期画像の白人系の顔立ちから金髪・白い肌で書いてた)、私もその設定にあやかろうと今まで打った小説全てに見直しをかけました。見直しをかけるといっても一度人の目に触れている作品ですので、大きくは変えず誤字・脱字の訂正のみです。
小説は2018年の6月から作り始めていてpixivにあげた作品を読み返すのは今回が初めてでしたが、今回自分で読み返してみて、頭一個空白を開けない読みづらさを痛いほど体感いたしました。読んでいただいた方本当にすごい! 私あんなに段落変わったら次どこから読むかわからない文章長々と読みたくないです(笑) メモ帳で打っていたものを全てワードに移し替え(メモ帳はシンプル機能で打ちやすいしバグがないのですが、同じ段落だと文章が長くなるほど右にスクロールして読まなければいけないので)、ワードさんは頭一個開けを自動でしてくれるという高性能さでpixivに移した時に全て頭が潰れるので設定を変え、何とか今日直し終わりました。
全て一通り読んだ感想として、よく飽き性の自分がここまで書いたなあというのが第一声です。これもレイスくんへの愛がなせる技か…。← そして、全部読むのは長い(笑) わかっていたことですがとにかく時間がかかりすぎてびっくりしました。この見直しかけるのに5日かかってる…ひええー。読んでいただいた方には「長いお話ですみません」と断りは入れていたものの、本当に本当に申し訳なく思えるくらい長くて、今一度謝りたいと思います。
いつも長くなってしまって…本当にすみませんでした! 読んでいただいて、本当に本当に嬉しいです! 感謝でいっぱいです…!! 読み返し自体は今回が初めてでしたが、作品を投稿するたびに通知のベルマークは見えるので、閲覧数・いいね・ブクマ・フォローに痛み入りました。
いいねやブクマももちろん嬉しいのですが、私はなんといっても閲覧数が増えたことがただただ嬉しかったです。貴重な趣味のお時間を899に費やしてくれた。これだけで本当に尊い…。誰かが、こんなつたない話を見てくれているんだと思うと、自分自身の自信につながりました。本当に本当にありがとうございます。
私は「みんなにいいお話を見てもらう!」もあるにはあるのですが、「自分が見たいシーンを見たい!(!?)」の思いがメインで書いているので、これからもマイペースに作り続けたいと思います。
もし「○○と○○のこんな小説は…?」と言われたら、ホイホイ乗ると思いますので宜しければ、リクエストあればお願いします。「899もこれだけはダメだー!」という地雷のようなものはないつもりなので、色々と挑戦していけたらなと思っています。き、期待通りのお話が書けるかどうかは別ですよ…? サバメインのお話も考えてはいるのですが、とにかくレイスくんが好きすぎてつい書いてしまいます。もう書きたい話のネタ帳が1ページ埋まっていて、これを消化するだけでも月一投稿だとしたら2年は軽くかかりそうです…。あははー。← 読み返してまた感じたのは、あれだけ長く打ったつもりだったのに、自分で読んだら読み応えがなくてちょっと寂しかったのが意外でした。「友人」「コップとキスの争奪」くらいの長さがけっこうしっくりくるのですが、見たら4万字とか5万字とか。Pixivに投稿する長さじゃないーヽ(;▽;)ノ 自分が打った話がpixiv上で作品として上がっているのを見るのは変な気持でしたね(^^;) 軽いお話もいっぱい作って、こうして読み返すときに楽に出来るようにもしようかなと新しい発見もありました。
飽き性な自分が「シリーズものなんて作ったら途中で終わっちゃう…」と懸念していましたが、こうして定期的に小説を作ることにも慣れてきたので、今度はシリーズものも書くつもりです。シリーズにすると一話一話を短くすることができて見直しが楽なのも大きい(笑)
あとがき、もう書かないっていってガンガン書いてますね(笑)読み返していて楽しかったのは、自分が打ったの忘れてるシーンを読み返した時でした← 改めて読み返すと意外にキャラがたっているように感じられ「こんなふうに書けてたっけ…」と思えたり、「おまっ…! ここでそれかよー!」って心の中で一人ツッコミを入れたり。自分が書きたいお話が書けていて嬉しかったです。もっと読みたいからこれからも書こう。
作るのに苦労した、けど特別な思いのあった「友人」は落書き漫画でもあげましたが、読み返しても本当に感慨深かったです。今までわりと好きなとこだけ書いて回していたお話を、「友人」ではどちらの心理描写をより細かくしたほうが伝わるかを考えて作った作品でもありました。納得いかなくて大きな段落を何回も消してもどかしくなっていました。必ず、作者の自問自答風のお話にはならないよう、キャラの気持ちをゆっくりゆっくり考えて作った作品でもあります。
勝手に小説書き方講座で気づかれたかもいらっしゃるかもしれませんが、私は事実を並べてキャラに喋ってもらう作り方をしています。キャラを泳がせて事実を作っていく作り方は綱渡りのようで、本当にキャラを信頼していいのか迷いながら、でも導かれるままに作った作品でした。それを読んでいただいた方に喜んで頂き、とってもとっても嬉しかったです。
同時に、挑戦は怖いけど、とっても楽しいことにも気付けました。 新しい夢も出来ました。いつかデッドバイデイライトのオンリーイベントに参加して、自分の小説を来場いただいた方に読んで頂きたいという夢です。もしかしたらここやツイッター(ほとんど触れてないけど)で、いつか899が参加すると言える日が来るかもしれません。夢は言わなきゃ叶わない! と思っている人間なので言わせていただきました(笑)
今月すごい速度で更新してるな…。また何か話すと思いますので、その時はまた宜しくお願いいたします。
デドバキャラ勝手に星座・血液型予測(2019年4月15日再掲)
これは私の「っぽいな」と思う完全な妄想です。自分と同じ星座、血液型だったとしても「899の妄想(笑)」で軽く流してくれると助かります。
レイス→Aっぽい
トラッパー→Oっぽい
ヒルビリー→Bっぽい と思いました。
なぜかと言うと
レイス→しっかりしてるように見えてしっかりしてない。溜め込んで爆発する。きれい好きっぽい。
トラッパー→超真面目。何言われたって自分の信念揺らがなさそう。いい意味で鈍感。
ヒルビリー→ムードメーカー。ガラスのハート。自分の意思ははっきりあるので好かれる。
はい完全な偏見です(* ̄∇ ̄)ノ
星座も当てはめてみました。
レイス→双子座
トラッパー→乙女座
ヒルビリー→蟹座
星座は好きな人以外あまりわからないかも。 何となく幼ければ幼いほど星座を現したような性格の人が多い印象で、大人になるにつれ逆に近い性格(たぶん各々コンプレックスを克服している)な気がしてこんなのになりました。
レイス→双子座っぽいは、双子座って性格占いだとよく「明るい。頭の回転早い」と書かれてるけど、実際は物事が分かりすぎちゃって慎重な人が多いイメージ。物静かで優しい印象。 けど、喋ったら不満めっちゃ抱えてる人も多くて、良くも悪くも志高い人多い。全体を考えすぎちゃうってのもある。 物静かな振る舞いと社会問題を考えるような啓発的な言動のギャップで、理解されないと孤独に思ってる人も多い。 レイスくんはキラーになるまでは人に理解されず、でもそれでもいいと思いながら過ごしていて、で自分が大量殺人鬼だと知った瞬間精神が限界を迎えてアザロフさんを手にかけてしまった。 理性が先行する彼の頭は今後の自分の人生を悲観して悟ったが、感情は体に追い付かなかった印象(反発すれば嫌エンティティ、絶望すれば本作に近い従順な殺人鬼)。
トラッパー→乙女座っぽいは、理性的・現実的で精神も落ち着いており変化を嫌いそうな性格っぽいから。 たぶん父親のしていることに違和感を覚えながらもただひたすらに目の前の事を堅実にこなそうとしたはず。 乙女座の人は本当に自分の努力を人に見せない傾向が強いので堂々としているように見える。 自分のことより社会の輪を重視している印象。わりとずっと気を張っているので親しい人にほど対応が雑になりがちな気がする。(これからはレイスくんに本音も漏らすトラッパーさんが見たい…!←) ちなみに乙女座は大地の星座(堅実、安定)で双子座は風の星座(流動・器用)で対立するので喧嘩は多そう笑
ヒルビリー→蟹座は好きなものがはっきりしている、愛情が深そうだから。 蟹座の人は愛情が深すぎるがゆえに自分自身も苦しめられることも多い。大好きなものへの愛情がひっくり返って憎しみに転じることも。 自分自身でそれらはわかっていることや、また大好きなもの以外は無関心なのでだいたいみんなに同じように接することができる。 うちのヒルビリーくんはその感情が虐待によるものなのか本来の性質によるものなのかはわかっていないが、むやみに人に心を開かないように自分で鍵かけてるイメージ。 それを不振がられないよう敢えて積極的に人と関わろうとしている。 そんな勝手な印象でした。
ちなみにサバは
ドワイト→牡羊座:影で頑張ってる人を見つけて優しい笑いに変えるのが得意。 みんなの輪を乱したくない。 必然的にリーダーポジションに持ち上げられる星座。(だいたい笑いながらそんなんじゃないってと言う) バランス感覚が優れており穏やか。
ジェイク→蟹座:蟹座は生まれながらに何が真実の愛か体感でわかっている人多い。 そんな彼が権力を目当てにする奴らに囲まれたらひねくれるのは当たり前。 自分と敵対する人間を見つけやすいという悲しい性質から、悪意に敏感で感情的に行動する星座。
メグ→牡牛座:自分の体のコントロールが上手。 メンタル、体調管理を目的の日に合わせて調節できる。 意識は自分の体の管理に集中しており、対人面に臆病なところがありややステレオタイプ。(そのためどうしてもジェイクをドラ息子という目で見てしまい、悪意に敏感なジェイクとは対立しがち) 普段は姉御肌、兄貴分気質。 計画的に事を運ぼうとするためかなんとなくデリケートな人が多い印象。
クローデット→射手座:情報のキャッチが素早い。 行動的。 熱しやすく冷めやすい。 彼女の不思議な好奇心を満たしてくれるのが植物学だったのかなと。 フィールドワークをするタイプのオタクなので大人しそうに見えて性格は情熱的に近い気がする。 自分が追うのは好きだが追われる事は嫌いっぽい。(うちのレイスくんはクローデットが好きだけど、クローデット自身は興味のない人物からのラブコールに恐怖に近い気持ちを抱いている)
ネア→獅子座:例え地味でも存在感がある星座。 正義感が強く仲間意識も高い。 ドワイトが影のリーダーならネアは表のリーダーの風格を持つ印象。 きっと廃病院に落書きに来たのだってグレた友人たちを(自分もグレてたけど)ほっとけない気持ちもあったのかなぁと。 心身ともに安定している人が多い印象。 朗らかに見えて意外に本心を語らないところがある(人の本心を聞き出すのが上手で語る機会が少ないだけかも)
ミン→みずがめ座:マイペース。 精神が安定している人が多くずっと穏やかな印象を持たせる。 牡牛座が意図的にペースを作成しているとしたらみずがめ座はナチュラルにそれができる。 ペースをどこでも作っていけるので集中力が高かったり有能な人が多い印象。 また双子座同様頭のいい人が多い印象。 いうことなしに見えるみずがめ座だが、自分を乱されることがなく、そのような機会も嫌うため感情に振り回される経験は少なく、孤独を感じがち。 対人面では当たり障りのない明るさで気さくに話しかけられる人の多い印象。
でした♪ また何か書くかもしれません。
レイスとトラッパーの反応が…!(過去分再掲)
※こちらは過去呟きの再掲です。
「レイスとトラッパー」の閲覧数がとんでもないことになってる!! 3か月ぶりに閲覧数を見ての第一声「…え?」です。 600…越えてる…だと…。 だって!? 読むの2時間以上かかるんですよ?! う、うわあああー!! 嬉しいぃいーー!! もー、私の作品を目にかけてくれてる方の中の2、3人にでも読んでもらえたら嬉しいな、と思った作品だったのに!! どうしよう! つまらない作品だったから2時間返せって言われたらどうしようーー!! は、899のなけなしの時間しか…orz ブクマも40越えてる!? ぎゃー…!! …みんなが899を慰めようとしてくれてるのかな…嬉しいな…(T□T) 何か、899の頭の中の話を読んでくれてるだけで皆さん尊いのに、…優しい人いっぱいいるんですね。 本当に本当にありがとうございます…!
雑談きっかけ(2019年4月8日分再掲)
※こちらは過去呟きの再掲です。
もう、作者がでしゃばって世界観崩す事はしたくないと思っていました…。 この後書きが、私の語りの最初で最後にしたいと思っておりました…。 ですが、ブクマやいいねが増えたり、創作意欲を掻き立てられる出来事が続き、私は再び後書きのようなものを書きたくていま戸惑っています。 人の欲望は計り知れないものなんですね。 自分の作品の置き場として使えれば良いと思ったものが、見てくれる人が一人でもいるという事実で、私は想像以上の喜びを感じています。 器の小さいこの性格で、その喜びの全てを体に受け止める事ができません。 吐き出さねば私は躁状態に疲弊し日常を送る事が出来ないのです。 そこで、この後書きをちょこちょこ編集して、私の創作日記にしようと思いました。編集なので、フォロー頂いている方にも余計な通知はいかないはずです(笑) そうすれば私も吐き出せてOK、願わくば誰かが見てくれているかもしれないと思えて気持ちがすっきりすると思います。 899の吐き捨て、宜しければ見ていってください。
レイスとトラッパーあとがき(2019年1月13日分再掲)
こんにちは! 899(はちきゅうきゅう)です。 このたびは私のつたない作品を読んでいただきありがとうございました。 本編のあとにページを変えてあとがきとしても良かったのですが、作品の雰囲気を壊したくなくて別に致しましたことをご容赦ください。 昨年7月から考えていた作品をひとしきり打ち終えることができて、現在ほっとしております。 お気づきの方がいらっしゃったと思いますが、「ジェイク豪遊」から「エンティティの罰(R18)」、「プチ交流」、「ベッドで一人(R18)」、「焼肉」、「ベッドで一人(妄想過多)(R18)」、「風邪」「レイスとトラッパー(R18)」の順に物語は続いていました。 私自身がシリーズ物を読む際に前作を知らないから読めないという状況が好きではないので、単話でも読めるように書いたつもりです。 レイスの長いお話にお付き合い頂いた方には感謝の念しかございません。 当初、pixivは作品置き場として利用するつもりでした。 ですが、pixivに訪問するたびにベルマークに赤い印がつき、閲覧数が増えたこと、ブックマークして頂けたこと、コメントがあったことを見て驚かされました。 デッドバイデイライトはご存知のとおり非対称型ホラーゲームで、プレイヤーの8割が男性だったと聞いたことがあります。 うち2割の女性のうち、レイスをBLとして好きな方は一体どれくらいいるのでしょう。 見るのが専門の方にしたって、TPS・FPS視点の男性向けゲームですから、そこからこちらへ来ていただけたことも大変ありがたいことです。 それを思うと、見てくれた方一人一人が私と趣味があった貴重な方であり、その方々とpixivで繋がることが出来、閲覧していただけた──この奇跡に、どれだけ自分が励まされたかわかりません。 私は話を作るのが好きですが、こういった文章を書くのが得意かと言われるとそうではありません。 下手に書いて読む方の気分を害されるのでは、あとがきは極力作らない方がいいのではと考えておりました。 ですが、ある作品については閲覧数が1000を超えたこと(未だに信じられません!)、書いていた話が一区切りついたこともあり、今回どうしても見ていただいた方に私の気持ちをお伝えしたかったのです。 読んでいただき…本当に本当に、ありがとうございました。 冬の、雪が自分の背丈よりも積もる北海道の田舎町で、私は胸を押さえて形容し難い喜びを噛み締めています。 貴重なお時間を費やしていただき、大変嬉しく思います。 最後のレイスとトラッパーに至っては、見直しだけで2時間かかりました。 読み慣れている私が2時間なら、初めて読んでいただいた方はそれ以上なのではないでしょうか。 たぶん、私なら買った本ならいざしらず、どこの誰が書いたかもわからないネットの小説にそんなに時間をかけて読まないでしょう。 「読まれないだろうな」と思いながら「いいや! 自分の保存用じゃい!」と書いた作品でもあります。 それが先ほど見たら、閲覧数が1になっていました!! 間違ってタップしちゃったり、文字数を見て慌てて引き返された方かもしれませんが、自分の話が誰かの手に触れられたこと──奇跡が今も起きているのだと実感しました。 追記:この記事を投稿しようとした今、6いいねがついた通知を頂きました! 2時間かけて読んでいただいたんですか!? 私のつたないトラレイを…。 …本当にありがとうございます…。 今年一年嫌なことがあったらこれを思い出して励みにさせていただきます! 私の苦手な本編のあとがきもちょっとだけ書いちゃいましょう(笑) 私の書くレイスははっきり言ってひねくれてて調子が良くて臆病者です。 それでいて人間関係のバランスを上手くとるのらりくらりとした一面が強く、自分が努力するより人をうまく使うことの方が上手な(?)人種だと思っています。 対してトラッパーは不器用で生真面目な男です。 レイスは彼を鈍感だと思っているようですがそういうわけではなく、トラッパーは意外に鈍感なふりをするだけで気を配る繊細な一面も強いような気がします。 何も言わずに胃を痛めているタイプでしょうか。 今回、レイスがぶつかった壁は「自分らしさと周りとの調和」。 霧の森に来てからの彼は自分の好きなように振る舞い、優しくしてくれる人を見つける天才で、自然と自分らしさと周囲への空気読みが一緒に行えるので、あまり人間関係では苦労しない羨ましい性格だと思います。 ですが、それが恋心によって崩されます。 自分のなりたい自分になれば、周囲と調和していけなくなります。 周囲と合わせるように生きれば霧の森に来る前のからっぽの自分──自我を殺さざるを得なくなります。 彼は自分らしさを持ちながら周りと調和していける方法を探ります。 それが肉体を傷つけることになっても、信念のためならと道を模索しました。 ですが結局こらえた結果、自分を押し込めすぎたがゆえに彼は壊れます。 自分らしさを失う危機に陥り、近しい周囲にも不審に思われてしまったレイス。 レイスは一人で苦しみながら、自分らしさを捨てることは間違ってると言われたことを思い出し、はっとします。 周囲なんておだてなくても案外そのままなんとかなることって多いものです。 それよりも自己肯定感を失えば、人は何もできなくなります。 どちらが大事かなんて比べるまでもなかった──気づいたレイスは、気づかせてくれた人の想いを改めて知ります。 今回のお話はここまでなんですが、自分で書いていて何かを突きつけられるような気になりますね。 私は短気な人間なので「ヤケっぱちじゃーい!」となってしまいがちですが、それって相手にも自分にも良くないことですよね。 心の養分をトラレイから頂いて「…じゃあどうする?」と話し合える人間になりたいです。 まあ真面目な話よりも楽しいシーンですよね。 楽しいシーンも書いていて、とっても楽しかったです(笑) もっと楽しいシーン書きます。 それではまた、次の作品で出会える日を楽しみにしています。 これからのあなたに更なる幸運が訪れますように。 読んでいただいたあなたと繋がれた奇跡に感謝致します。
2019年1月13日 899